1. Clarens – Trust
2. Crayon – Give you up – Darius remix
3. Yuksek feat. Juveniles – Truth
4. Villa – Exotic to hell
5. Peter & The Magician – On my brain – Crayon remix
6. Poom – Les Voiles
7. Villa – If I
8. The Alexanders feat. Anna Lunoe – Don’t miss
9. Villa – Flying panties
10. The Alexanders – Pwoin pwoin pwoin
11. Peter & The Magician feat. Sophie Galpin – On my brain
12. Michael Garçon – Sneaky games
13. Black Yaya – Paint a smile on me
14. Yuksek feat. OhLand – Last of our kinds
15. Chassol – Odissi part2 – Yuksek remix
16. Get a room! feat. Geisha boy – Leave this town
17. Black Yaya – Glad tidings
Yuksek(本名Pierre-Alexandre Busson)はフレンチ・エレクトロ・シーンで活躍する音楽プロデューサー、リミキサー、そしてDJ。
パリ音楽院でピアノを学び、いくつかのインディー・バンドで活動した後にユクセックとしての音楽活動をスタート。
そのキャリアは10年以上にも及ぶ。
2009年にデビュー・アルバム『Away From The Sea』を発表し、シングルの”Tonight”や”Extraball”がメディアやオーディエンスの間で話題となった。
その後、二年にも及ぶワールドワイド・ツアーを経て、2012年にはセカンド・アルバム『Living on the Edge of Time』をリリース。
POPな響きを持ちつつもエレクトロのフロウを残した”Always on the run”や “On a train” 、”Off the wall”といった楽曲がヒットし、アルバム発表後のツアーでは、ドラムやベース、キーボードを加えた編成で演奏を行うなど、Yuksekの名はさらにシーンへと知れ渡った。
同時に、Yuksekは他アーティストのプロデューサーとしても活動を続け、2009年にはBirdy Nam Namのセカンド・アルバム『Manual For Successful Rioting』を、2010年にはThe Bewitched Handsのデビュー・アルバム『Birds And Drums』を、そして2012年にはJuvenilesのデビュー・アルバムのプロデュースを手掛けた。
他にも、JD Samson (Men, Le Tigre)やOhland、Brodinski、Benjamin Diamond、The Magicianといったアーティストにも楽曲を提供し、Kaiser Chiefs、Phoenix、Chromeo、De La Soul、そして GorillazやMobyといったトップ・アーティストらにも多くのリミックス楽曲を提供。
その数は100曲以上にも上る。
また、Yuksek自身、さまざまな音楽プロジェクトにも参加しており、Albとの、Brodinskiとの Stephen Fasanoとのなど、こちらの活動も多岐にわたる。
名義では、フランスを飛び越えて世界中で人気を集めるレーベル、KITSUNEより、2作のEP『Twist’』(2011) と『Memory』(2012) をリリースしている他、自身のレーベル、Partyfineから『On My Brain』を発表している。
Yuksekはパーティー・オーガナイザーとしての顔も持ち、フランスはランスに位置する大聖堂での<Elektricity Festival>は2012年に10周年を迎え、世界中からオーディエンスが集まる人気フェスになっている。
20113年には自身のレーベル、Partyfinを設立。
Oh LandやJuvenilesらとのコラボ作に加え、 Peter & The MagicianのオリジナルEPやCrayon、Black Yaya (from Hermane Dune)らのリリースが並ぶ。
レーベルの中心となるのはYuksekのスタジオ。
Partyfineからリリースされる作品は全てYuksekの手によってプロデュース&リミックスが施される。
ランスにある彼のスタジオは、まるでミュージシャン専用のゲストハウスといった雰囲気だ。
「これまで、アンダーグラウンドのエレクトロ・シーンに向けてのヒット曲をしばらく作り続けてきた。
そろそろ、Yuksekらしい、自分勝手なサウンドを制作をしたっていい頃だろ?今度はタイムレスに聴かれるアルバムを作りたいんだ。
新しいサウンドばかりを追いかけるのではなく、いい曲を書いて、エレクトロとアコースティック・サウンドのちょうどいいバランスを探っていきたい」
とはYuksek本人の弁。
インディー、エレクトロ、クラブ・サウンド、それぞれをクロスオーヴァ―するユニークなサウンドを創り出す彼らしい言葉だ。
現在、彼は2014年に発表される3rdアルバムの制作に取り掛かっている最中。