日本語が歌詞にも関わらず、デビュー曲「Dansu」は、ベルギー国内のシングル・チャートで6週連続1位を獲得するなどして注目を集めているベルギー出身のポップ・デュオ、AILI(アイリ)の待望のデビュー・アルバム『Nandakke?』(ナンダッケ)』が到着!
2020年に結成されたユニットで、日本とベルギーのデュオ、Aili Maruyama (アイリ・マルヤマ)とOrsonWouters(オーソン・ウーターズ)が生み出すシュールなエレクトロ・ポップ、陽気なエレクトロニカ、ハウス・ミュージックなど全10曲を収録したこのアルバムは、高い評価を得たデビューEPの期待以上のものを見せてくれる!
ヴィンテージシンセサイザーをふんだんに使ったオーソンのスタジオで6ヶ月かけてレコーディングされた「Nandakke? リフやリズムを交換し、サウンドやサンプルを互いにぶつけ合い、アイリとオーソンは音楽に身を任せた。その結果、荒唐無稽なアイデアと大胆で遊び心に満ちたアルバムが完成した!アイリの父親がたこ焼きのレシピを語る脈打つようなエレクトロ・ポップ・ナンバーがあったかと思えば、Up & Downのような爆発的なハイ・エナジー・ワークアウト・ソングも
ある。
二重性という概念、血は流れているけれども離れているような感覚、2つの世界の間に居て自分の世界を創り出すという感覚は、ナンダッケの精神をよく表している。「言葉を探しているときに言う言葉で、言葉は知っているけど言い方を忘れてしまったというような感じです。
文字通り、父とずっとそうやってコミュニケーションを取っていました」とMaruyamaは説明する。「日本に行ったときに感じるのは、言葉は知っているし、話す事も出来るけれど、まだボキャブラリーが足りないと感じる部分があるということです。そのギャップを“なんだっけ”はいつも埋めてくれる。歌詞はすべて、日本語を話そうとする7歳の子供の気持ちから生まれているんだ」。アイリが父親とのギャップを埋めるために何年もかけて発明した言葉(ナンダッケ)を歌おうが(ナン
ダッケ)、ファッションと日本人の特異な関係を歌おうが(ファッション)、子供の遊び歌のリフを歌おうが(ゆびきり)、その結果、安易なカテゴライズにとらわれない驚くべきアルバムが生まれた。
LP盤のみ取り扱いとなります
https://ramblingrecords.net/items/65e580ef6891190033c435c6
TRACKLIST
1.Nandakke?
2.Babychan
3.Yubikiri
4.Fashion
5.Ichibansen
6.Tako Yaki
7.Up & Down
8.Gari Gari
9.Oyasumi
10.東京 2023