ファンの間だけで知られていたが、この度、1985年作品「スペースバンパイア」のマイケル・ケイメン作曲のフルスコアアルバムを初発売!
同作品はトビー・フーパー監督作品、そして音楽はあの壮大なテーマ曲が人気となった巨匠、ヘンリー・マンシーニのスコアとして知られている。しかし、公開前にポストプロダクションで編集上の変更が何度もあったため、マンシーニがスケジュールの都合で追加楽曲などを手掛けることが不可能となり、急遽、特にオープニング全体の再採譜も含めてマイケル・ケイメンが追加の採譜を担当することになった。最終的に、オープニング全体のパワフルなオーケス
トラのキューや、その後の映画の大部分における複雑な電子音楽など、75分以上の音楽を録音した。
今回のCDは、マイケル・ケイメン・エステートの協力のもと復刻されることとなり、アルバムとして初発売が決定。
最初の宇宙船との遭遇シーンでは、ケイメンはフルオーケストラで仕上げるため、大迫力のリズム感をベースにしながらナショナル・フィルハーモニック・オーケストラの大規模なリソースを活かしながらスコアを創作し、主人公カールセンの悪夢のシークエンスも彼のオーケストラで再演された。
エレクトロニック・キューにおいては、彼の特徴であるリズム装置とピアノのモチーフを、太く激しく、何層ものサウンドを作り上げた。また、The Extrasとして収録されている「Alien Spacecraft Atmospheres」と題した2つの長いシーケンスにおいては、2つ目はアルバム全体を平和で穏やかな電子チャイムのカスケードへと導き、アルバムの終了となるのである。
ヘンリー・マンシーニ版も2枚組CDとして同時発売が決定。本作品のエキサイティングなオリジナルジャケットも見逃せない。
ELECTRONIC CUES
06. Entering The Alien Spacecraft (1:18)
07. Passage Of Time/Rescue Mission/Girl Awakens (10:49)
08. Caine’s Entry/Waking Male Vampires (4:07)
09. Autopsy On Guard/End Of Autopsy Scene (4:13)
10. Girl In Park (1:01)
11. Leaving The Nurse/To Sykes’ Cell/ Injecting Dr. Armstrong/Interrogating Armstrong (8:50)
12. London Street Chaos (0:33)
13. Helicopter Interior And Blood Clot Scene (2:58)
14. Carlsen’s Flashback (2:36)
15. Prime Minister/Helicopter Escape/ Army Base/Lifeforce To Aliens (6:01)
16. Arrival At The Cathedral/Carlsen Enters The Crypt (8:28)
Electronic Cues Time: 51:18
THE EXTRAS
17. Alien Spacecraft Atmospheres – Reel 1 (5:26)
18. Alien Spacecraft Atmospheres – Reel 2 [Chimes] (5:34)
The Extras Time: 11:04
CD Total Time: 76:40
【輸入盤国内品番仕様】
タイトル:スペースバンパイア(マイケル・ケイメン版)
原題:LIFEFORCE < Michael Kamen >
アーティスト:マイケル・ケイメン Michael Kamen
発売予定日:2022年9月23日(金)
品番:RBCP-5739 JAN:4545933157392 フォーマット:1 CD
価格:6,600円(税抜) 7,260円(税込) ジャンル:サウンドトラック