パーシー・フェイスやポール・モーリアなどイージー・リスニング楽団が世界的に人気を集めた60年代。ドイツでもダンサブルでエッジの効いたベルト・ケンプフェルトやジェームズ・ラストも人気を博した。中でも最もクールで粋なサウンドでファンを魅了したのは、ベリー・リップマンである。ベリー・リップマンは、1921年1月11日ドイツのバーグドルフ生まれ。7歳のころからバイオリンを習い始め、大学で作曲を学んだ後、オルデンブルグ劇場の楽団員としてキャリアをスタートさせる。その後、ラジオ局専属の楽団アレンジャーとして活躍するようになり、その才能が認められシャルル・アズナブール、ペチュラ・クラーク、ダリダ、フランソワーズ・アルディなど世界的なアーティストのアレンジやオーケストラ指揮を手がけるようになる。
そんな彼のヒット曲「パラマリボの娘」を始め、メロディー・メーカーとしての魅力が発揮された曲を集めた日本企画のベスト盤がリリース。
<トラックリスト>
1. Musik erklingt
2. Hol’ dir den Sonnenschein
3. Hey du
4. Die Girls von Paramaribo
5. Walzermusik
6. Musik muß dabei sein
7. Tropische Nächte
8. Fly To Miami
9. Keep On Smiling
10. Das Land der Phantasie
11. Tanz die ganze Nacht
12. Liebe macht frei (Tag für Tag)
13. Mondschein-Melodie
14. Das ist der schönste Tag
15. Es war bei Mexican-Moonlight
16. Ein Hauch von Zärtlichkeit
17. Oh diese Welt ist so schön
18. La Pararanda