< TRACKLIST >
1. Terra do Sol (Dani & Debora Gurgel Quarteto)
2. Veio pra ficar [live] (Música de Graça feat. Thais Bonizzi, Pedro Altério & Paulo Monarco)
3. Entre o céu e o pé no chão (Antonia Adnet)
4. Desse Lugar (Vanessa Moreno & Fi Maróstica)
5. Ode A São Longuinho (Thaïs Morell)
6. Sem Arestas (Vinicius Castro & Julia Bernat)
7. Quem Ouvirá (Pitanga em Pé de Amora)
8. Alguém Dirá (Pedro Viáfora)
9. No tambor de crioula (Caê Rolfsen)
10. Baião Do Caminhar (Rafael Martini)
11. Perto (Joana Queiroz Quarteto)
12. Quebrupasso (Luiza Sales)
13. Centelha (Fabio Cadore)
14. Quero dançar no final (Dani Gurgel & Novos Compositores feat. Duda Brack, Juca Chuquer & Gabriel Santiago)
15. O que eu quero (Dani Gurgel & Novos Compositores feat. Paulo Novaes, Bárbara Rodrix & Gabriel Santiago)
アルバムに寄せて~ダニ・グルジェルより
「おいしいコーヒーが飲めるカフェと言えば、まさに堀内さんと奥様のお店です。私たちは遠く離れていても自分のホームにいるような気分にさせてくれて、その気持ちから“Terra Do Sol”(太陽のあるところ)という曲が生まれました。それは、私が日本で出会った、いつも微笑んでいる愛すべき日本人のみなさんと20周年を迎えた堀内さんご夫妻のカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュに捧げた曲なのです。
2007年に私がDani Gurgel & Novos Compositoresという企画をスタートした時、とても壮大な夢があって、それは最近のブラジルにはクオリティの高い曲がたくさんあり、世界に向けて発表したい、というものでした。それが、日本において、その若い ブラジルの世代の音楽に対して、敬意を込めて“Novos Compositores”という言葉で、すでに広まりつつある、ということを知って、とても光栄だったのです。そして私はブラジルの新しく興味深い音楽を広めていくというのが、楽しみに溢れた“ミッション”とも 受け取ったのです。
とにかく新しい作家を紹介したかったので、私は前作の“Agora-Dani Gurgel e Novos Compositores”に収録した素晴らしいアーティストたちの曲はあえて収録せず、サンパウロに限らず、リオ・デ・ジャネイロやミナス・ジェライス、マット・グロッソ、 パラナ、そしてバイーアのアーティストたちの曲を収録することに拘りました。セレクションを終えるとき、私はすでに存在して いたアルバムから選曲したので、アルバムをまだ発表していない素晴らしい有能なアーティストの曲が収録されてないということ に気付いたのです。そこで、Dani Gurgel & Novos Compositoresという楽曲をボーナストラックとしてこのコンピレーションのために制作したのです。
このアルバムが自宅でも、素敵で心地よい「コーヒーの午後」という時間を創りだしてくれることを願っています。そしてそれが私たちがそうであるように、みなさんにとっても最高に幸福な時間となりますように。
Dani Gurgel, 2014
全国的な知名度を誇る鎌倉の人気カフェ、ヴィヴモン・ディモンシュのオーナー兼マスター。美味しいコーヒーを飲んで頂く、というだけでなく、大好きなブラジル音楽や文化を伝えるべく、専門誌「Café Sweets」創刊からの100号以上の連載コラム、そして「喫茶店経営」での特集、また雑誌「pen」でのコーヒー特集でも採り上げられるなど業界紙一般誌を問わずその認知度は抜群。大好きなナラ・レオンの 伝記本やユニヴァーサル音源のボサノバの名盤10枚の監修と再発売、ラジオのパーソナリティから
イベントでのDJまでその活動はブラジル音楽を中心にしながら幅広い。そしてこの10月には創業142年の歴史を持つドイツの名門ブランド「ザッセンハウス」がディモンシュの15周年のためにわざわざ
オリジナル特別モデルの手挽きコーヒーミルを制作するなど(ザッセンハウスでは初めての
オリジナルモデル)その“カリスママスター”という名前どおり多岐にわたる活躍で注目を集めている。