英語、フランス語、ポルトガル語、そして日本語で歌われる古今東西のコーヒーをテーマにした楽曲、さらには畠山美由紀、小池龍平、そして堀内氏が作詞で参加したオリジナル新作楽曲も4曲収録。
時間とともに色褪せたりしない“ホンモノ” のカフェ・ミュージック・アルバム、—数あるコンピレーションとは一線を画し、その音と質感において最高峰のアルバムになると断言できる 「Coffee & Music」、是非ご期待下さい!
1. I hear music (original: ジャズ・スタンダード)
2. S amba do Café (original: ヴィニシウス・ヂ・モライス)
3. Drip for smile (新曲 作詞:堀内隆志 作曲:畠山美由紀)
4. Weekdays (original: キャロル・キング)
5. Coffee roaster(インスト新曲 作曲:小池龍平)
6. ランベルマイユ コーヒー店 (original: オクノ修)
7 . Let‘s have another cup of coffee (original: ミュージカル「Face the Music」より)
8. You’re Gonna See A Lot Of Me (original: ジャズ・スタンダード)
9. Gypsy (original: スザンヌ・ヴェガ)
10. キッチンの窓から(新曲 作詞:畠山美由紀/作曲:小池龍平)
11. One cup of coffee (original: ボブ・マーリー)
12. Antigua(インスト新曲 作曲:小池龍平)
13. Planter-Café (original: イブ・モンタン)
堀内隆志 /COFFEE & MUSIC ~Drip for Smile~ 制作に寄せて
アメリカ、ヨーロッパ、ブラジルのコーヒーにまつわる曲を集めて、ブラジル音楽界の注目アーティストであるジアナ・ヴィスカルヂとミッヒ・フジシュカがサンパウロで録音、現在もロングセラーを続ける『コーヒー&ミュージック』。あれから3年。その続編ともいうべき作品が完成しました。今回は最新作『わが美しき故郷』も高い評価を得ている実力派シンガー・ソングライター畠山美由紀(vo)と、ボファーナのギタリストなどのバンド活動を経て、ソロ活動もスタートしている小池龍平(g)のデュオという日本
を代表するミュージシャンの共演アルバム。サウンドコンセプトはシンプリー&フォーキー・リラクシン。
ぼくたち日本人の生活スタイルにも深く浸透しているコーヒーは、近年の世界的なスペシャルティコーヒーの流行により、多様性をみせています。高品質なコーヒーを求めて世界の農園を訪れるロースター(焙煎人)、世界選手権を目指しラテアートの技術を磨くバリスタ、西海岸風なコーヒースタンドのオープンを夢見る若者など、サードウェイブと呼ばれるコーヒーの新たな波は大きなムーブメントになっています。一方で、日本が育んできたコーヒー文化も根強いものがあります。コーヒーに求められる「おいしさ」も多種多様な時代に突入し、コーヒーという飲み物から目が離せなくなってきました。
今作の選曲のポイントは、そんなコーヒーを取り巻く現状を表すような「さまざまな視点からのコーヒー」。生産国、生産者、ロースター、カフェのマスター、消費者といった目線で作られた楽曲を収録しています。今作のための書き下ろし楽曲が4曲。
レコーディングは、常にコーヒーの香りがただよい、リラックスした雰囲気のもと行われました。