パリを拠点とするDJレーベル、Broomance Recordsからまたもや新作EPが到着!
今回は、人気エレクトロ・ユニット、クラブ・シュヴァル(Club Cheval)のメンバーとして活動するパンテロス666(Panteros666)のソロEP.!
さわやかでドラマチックなハウス・チューンにヴォーカルを乗せるのは、シンガー・ソングライターとして活動しながらもテイラー・スウィフトやケイティ・ペリー、ラナ・デル・レイ、ドレイクらのミュージック・ヴィデオを手掛ける映像監督としても世界的に活動しているウッドキッド(Woodkid)!
シャンブレー(Chambray)らによるリミックス・ワーク3作も収録!
<TRACKLIST>
1 – CLEAR
2 – CLEAR (CHAMBRAY REMIX)
3 – CLEAR (ARME REMIX)
4 – CLEAR (KODIAK REMIX)
Panteros666 feat. Woodkid – Clear EP本人コメント
<ミュージックビデオについて>
技術面に関して言うと、全体を通して主張しているのはめちゃくちゃ素晴らしい自然の風景と、魔法のような3D技術の共存ということ。地球とリアル、そしてヴァーチャルの世界を一つにして見せたかったんだ。
このミュージックビデオの主人公はユートピアに魅せられた一人のレイバー。彼の完璧なアプローチを表現したものでもある。同時に、テクノとハウスの魅力をそのまま表したビデオでもある。エレクトロ・ミュージックとは、日常からの逃避行やなにか並外れたもの、そしてアヴァンギャルドなものであるべきだと思っている。僕らはただ未来を待っているのではなく、未来そのものを創っているんだと思うんだ。
ヴォーカルにはウッドキッドをフィーチャーした。どこか美しく、そして脅威を感じる作品にしたかったんだ。リスナーに対して正確なイメージを伝えるということはしたくない。楽曲を聴いたリスナーには、それぞれイメージを想像してほしいんだ。イマジネーションを膨らませるのはとても大切なことだと思うから。
僕自身のインスピレーション源となっているのは、カスパー・フリードリヒという、19世紀のロマン派絵画の王といえる画家。あとはローラン・トポール。SFや超現実主義の思想をもとに、フランス映画「La Planète Rouge」の原作者でもある人物なんだ。
<楽曲について>
ウッドキットに何十ものトラックを渡したんだけど、どれも彼にしてはクラブ向けすぎるトラックかなと思っていた。でも3日後、僕が送ったトラックに素晴らしいコーラスを乗せて彼がトラックを戻してくれたんだ。そこに全てが詰まっていたよ。
たった少しの単語だけで、ウッドキッドは音楽ジャンルの範囲を飛び越えて100%ユニークな作品に仕上げてくれた。誰もウッドキッドがハウスの楽曲で歌ってくれるなんて期待していなかったはずさ。でもそこがゾクゾクするポイントでもある。“Clear ”は自由、そして日常からのエスケープする気持ちを表現してるんだ。これは今の世界に必要なことだと思う。トラックに乗っているウッドキッドの歌声は、まるで魔法みたいなんだ。僕のお気に入りでもある、エヴリシング・バット・ア・ガール“Missing You”のトッド・テリーによるリミックスを彷彿とさせるよ。神秘的で、まさに僕が探し求めていたものだね。