ダニ・グルジェル
1985年、ブラジル・サンパウロ生まれ。3才のころには音楽に触れ、ボサノヴァ界のスターであるジンボ・トリオによる音楽スクールのClamに参加し、以後15年間にわたってピアノやフルート、サックス、エレキ・ベースを学ぶ。テナー&バリトン・サックス奏者として、Domus、そしてサックス奏者、ホベルト・シオンによるプロジェクトであるULMという二つのビッグ・バンドにも参加した。18歳になったダニは自身で作曲を始め、同時に歌詞も書き始めた。その時、ダニはあることに気が付く。様々な楽器に触れてきたダニが最後に見つけた楽器、それは自分の歌声である、ということに。
2008年にソロ・アルバム『Nosso』をリリースし、2010年には若手ミュージシャンを多く集めた『Agora』発表したを発表。同時に、映像の分野や地元サンパウロの音楽シーンにおける牽引者としてもその才能を発揮し、新たな作曲家たち(New Composers)という意味の<NovosComposiotores>と冠したTV番組とアルバム、そして<Outro Som>と呼ばれるドキュメンタリーTV番組、そしてWEBで公開してきた<MusicadeGraca(無料の音楽)>など数々のプロジェクトを手掛けていく。こうした一連の動きが認められ、ダニは2015年から2018年にかけて<PPM -PrêmioProfissionaisda Música(ミュージック・プロフェッショナル賞)>において5部門を受賞。2013年には<Prêmioda Música>に、2007年には<PrêmioNascente>に表彰された。また、OrquestraTom Jobimではキュレーター役を務め、2017年にはDani Gurgel& NovosCompositoresTourを慣行。2010年にはクラウドファウンディングを使った音楽プロジェクトによって<PrêmioConverge de InovaçãoDigital(デジタル・イノヴェーション賞)>を受賞した。なお、このプロジェクトはニューヨークに本拠地を構えるレーベル、ArtistShareと共同で運営したものだ。
するための準備期間中だ。
2012年より、ダニはピアニストで作曲家のデボラ・グルジェル、そしてドラマーでありプロデューサーでもあるチアゴ・ハベーロらとともに、ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートというコラボレート活動を続けてきた。彼らのニックネームは<DDG4>と呼ばれ、これは日本のファンが名付けたもの。DDG4はこれまでに累計7枚のアルバムをリリースして来、ブラジルのほか、日本やドイツ、オランダなどで世界各国で販売されている。ダニが作曲した楽曲は、マリア・シュナイダーやフィロ・マシャード、アンソニー・ウィルソン、サラ・セルパ、そしてデボラ・グルジェルなど、世界中でレコーディングされている。
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