コーチオリ
1968年にサンパウロにて生まれたコーチオリは、13歳でマグダ・タリアフェロに師事するピアニストのもとでピアノを始め、後にハーモニーとジャズ即興を学び、シンセサイザーに出会ったことで音楽との関係をさらに深めてゆく。
建築学科を卒業するも音楽を離れることは片時もなく、数々のバンドに参加しソロ・ピアニストとして活動しつつ、ベース奏者Celso Pixingaやルンバ・フラメンコ・バンドEspirito Ciganoらともコラボレーションを重ね、1993年に自らのレーベルAzul Musicを設立し1stアルバム「All That Binds Us」を発表。
1995年には、サンパウロの修道院にてグレゴリオ聖歌を録音したアルバム「Unio Mystica」 を発表。中世のラテン語歌詞、ソプラノ・ボーカル、オーケストラ編曲を伴った本盤は、40カ国でリリースされ、ローマ法皇ヨハネ・パウロ2世から超凡な祝福を授かる。
翌年、チベット人僧侶とサンパウロのラテンアメリカ記念公園にてコンサートを行れ、僧侶たちと録音したアルバム「The New Moon of East」は、神聖なるチベットの伝統と西洋の作曲家の初めての出会いとなる。
特に北米とブラジルにて人気を博すコーチオリのリスナーは、これまでに200万枚以上のCDアルバムの販売を記録し、PANDORAラジオにて60万人のフォロワーを記録している。
魂の静かな空間を楽しむための音楽・・・。それが、コーチオリが生涯を通じて追い求め続けているものだ。
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